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 団塊世代の大量退職が始まる二〇〇七年を迎え、北陸の旅行各社は団塊の“卒業旅行” の取り込みに力を入れている。退職後は「のんびり旅を楽しみたい」とする熟年層が多く、訪問地を絞って日程にゆとりを持たせたプランが人気だ。宿泊施設のグレードを上げたり、クルーズ旅行にも関心が高く、各社は「質の良い旅」で売り込みを図る。

 JTBが今年一月に実施した旅のアンケートによると、定年後も「旅行・レジャー」を続けたいという人は51%と半数を占めた。旅行のスタイルとして「国内の温泉でのんびり」「ひとつの土地に長期滞在」「時間をかけて客船でクルーズ」などの回答が目立ち、時間がないとできない旅を希望していることがうかがえる。

 ほっこく観光(金沢市)では、豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」の国内クルーズ旅行を用意した。七月は博多港から隠岐島を巡り金沢港に到着するコース、八月の金沢港発着は秋田の竿灯(かんとう)祭り、青森のねぶた祭りを見学する。海外旅行では、少人数ツアーで訪問地を絞り込み、日程に余裕を持たせた商品を用意している。宿泊も高級ホテルで、「希望に応えられるサービスが提供できる」としている。

 JTB中部金沢支店は、イタリアやパリ旅行が売れ、国内では有名な高級旅館に宿泊する商品が堅調。「世界遺産を巡ったり、この旅館に泊まりたいなど目的を明確にした顧客が多い」とする。同社富山支店は、熟年層の旅行客が国内外合わせ、前年比5―10%伸び、特にヨーロッパが好調だという。多数の都市を巡るのではなく、訪問地を厳選したプランに人気がある。

 阪急交通社北陸支店では、六十歳代の旅行先として昨年からアジア各国が伸びている。国内旅行ではグリーン車利用やホテルのグレードの高い商品を求める傾向があり、「高くても内容が充実した商品が受け入れられている」とする。

 旅行各社によると、団塊の世代は旅行慣れしている人が多く、定番の観光コースではなく、普段訪れる機会のない「隠れた観光地」を希望する傾向があるという。高額商品が売れる一方、値段の安いツアーで何度も旅行に出掛けるなど、料金面では二極化しているという。「団塊マネー」を取り込むには商品の企画力がカギとなりそうだ。
(北國新聞 3月11日)

 

 

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